【目黒区】区面接対策(2024年度受験者向け)

meguroku-kumensetsu 面接対策

目黒区の基本構想・区の課題・求める人材・面接カードの内容等についてまとめました。
特ゼミ厳選の関連ニュースは随時更新していきます。
区面接までに必ず確認しておきましょう!

(区ホームページ、特別区職員ハンドブック、合格者からの情報等を元に最新情報を掲載しています。)

基本情報

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基本として覚えておくべき情報を掲載しています。
「全部覚えられないよ…」
という人は、大まかな数値や順位だけでも覚えておきましょう。

順位は、23区中の順位を示しています。
各データの算出方法等については、表下の※をご確認ください。

●面積 14.67k㎡ 16位
●世帯数 ※1 160,638世帯 16位
●人口 ※1 280,126人 16位
・うち高齢人口 ※1 55,232人 16位
・高齢人口率 ※1 19.7% 15位
・うち外国人人口 ※1 10,621人 22位
・外国人人口率 ※1 3.8% 20位
・昼間人口 ※2 292,724人 21位
・夜間人口 ※2 288,088人 15位
・昼夜間人口比率(倍率) ※3 1.02倍 12位
●予算 ※4 1,882億円 17位
●職員数 約2,060人 16位

※1 令和6年4月1日時点の数値です。
※2 令和2年(最新)の国勢調査の調査結果より引用しています。
※3 特別区協議会の算出方法に基づいて計算し、小数点第三位を四捨五入しています。
※4 令和6年度の当初予算です。一般会計と特別会計をすべて含めた全会計です。億より下の位は切り捨てています。

基本構想

まちの将来像

「さくら咲き 心地よいまち ずっと めぐろ」

目黒区は、便利で治安が良く、落ち着きのある住宅地とにぎわいのある商業地とが共存する「暮らしやすいまち」です。

こうした住環境とともに、目黒の良好な環境の象徴ともいうべきまちのみどりや点在する歴史・文化資源、そして様々な地域の活動なども、後世に引き継いでいかなければなりません。

また、多様な区民が暮らすまちだからこそ、多様性が生かされ、誰一人取り残されることなく、安心して生き生きと自分らしく暮らし続けられる地域社会を、区民と区が共に力を出し合って築いていくことが求められます。

将来像に示した「さくら咲き」は、目黒らしさという視点を踏まえて、みどり豊かな環境とそこで暮らす区民の笑顔を「さくら」に例え、時代を通じて花が咲き誇る姿をイメージして表したものです。

目黒区は、将来にわたり社会や環境が目まぐるしく変化する中にあっても、地域で暮らす人や働く人、学ぶ人はもちろん、訪れる人も、誰にとっても、いつでも、いつまでも「心地よい」と感じることができるまちを目指します。

構想実現のための区政の運営方針

平和と人権・多様性の尊重

世界の恒久平和は人類共通の願いであり、人々の生活の豊かさの礎です。
目黒区は、戦争の記憶を風化させることなく、平和の尊さへの理解を深め、争いや差別などがない平和な社会を次代に確実に引き継いでいきます。

また、年齢、国籍、性のあり方、障害の有無などに関わらず、個性や違いを認め合うことができる意識の醸成を図り、全ての人が互いの人権を尊重し合う地域社会をつくります。

区民と区が共に力を出し合い連携・協力する区政の推進

区民と区が連携・協力する区政の前提として、多様な手段により積極的に情報発信を行い、更なる情報共有を進めます。

また、区民と区がつながる双方向のコミュニケーションを確立し、より多くの機会や手段を通して区民が区政に参画できる環境を整えます。

そうした環境の下、地域の課題解決を自ら行う地域の活動団体や企業など、多様な地域社会の担い手と区が共に力を出し合い、連携・協力して、地域全体の力で区民生活の質の向上に努めます。

未来を見据えた持続可能な行財政運営

目指すべき未来を想像し、長期的な視点に立って、安定的に運営できる財政基盤を確立するとともに、施策の選択と集中により効果的な取組を見極め、起こり得る変化やリスクに適応した施策を展開します。

また、区有施設の計画的な更新や、区民生活や地域社会に大きな変化をもたらす今後の技術革新に的確に対応し、行政のデジタル化をはじめとする業務改善と区民生活の質の向上とを両立して実現します。

これまでの仕組みや慣行にとらわれず、果敢に変革に挑戦できる人材を育成・活用し、限られた行政資源の中でも効率的で将来にわたって持続可能な行財政運営を推進していきます。

※目黒区HPより引用

主要課題

1 安全・安心なまちづくり

区民の生命・財産を守るため、地震、風水害、感染症等の複合災害を含む様々な災害に対して、迅速かつ適切な対応を可能とする仕組みを構築し、災害に強い街づくりを進めています。

高齢者を狙った特殊詐欺や成人年齢引下げによる消費者被害への取組などの防犯に対する意識啓発や自転車マナーの向上のための交通安全対策など、安全・安心なまちづくりに向けての施策を推進しています。

2 子育て支援の充実と教育の振興

令和2(2020)年4月に達成した保育所待機児童ゼロを維持するとともに、保育の質の向上や多様な保育ニーズに応える取組等を進めます。

児童館、学童保育クラブ事業の充実、児童虐待への対応を目的とした都区間の連携強化に向け取り組んでいます。

また、子どもたちの「生きる力」をはぐくむ学校教育の充実を図るとともに、ICTの活用など更なる質の向上や特別な支援が必要な児童生徒への対応やいじめ防止に向けた取組、不登校児童生徒への支援も推進しています。

3 福祉の充実と健康づくりの推進

高齢者や障害のある人が安心して暮らし続けられるための施策や地域で安心して子育てができるよう、相談支援の充実に取り組むとともに、包括的支援体制の充実を図っています。

感染症の拡大防止に向けて医療機関等との連携を図るほか、感染症を契機とした新たな日常への転換を視野に、地域生活課題の解決に向けた取組を推進しています。

4 魅力と活力にあふれ環境と調和したまちづくりの推進

コミュニティ活動を支援するとともに、商店街活性化や観光まちづくりを進め、まちの魅力の向上に努めています。
また、歩行喫煙やポイ捨て防止に向けた取組を推進し、まちの環境美化に努めています。

5 多様性を認め合う平和な社会の実現に向けた取組の推進

持続可能な開発目標(SDGs)の視点を踏まえ、良好で快適な社会実現を目指しています。
多文化共生の実現と友好都市等との交流に向けた取組を進めています。

※特別区職員ハンドブックより引用

将来展望

今後、人口減少、超高齢社会の局面を迎えることは避けられず、将来の社会経済の支え手である年少人口・生産年齢人口が減少する一方で、高齢者人口は更に増加するとされています。

人口構造の変化がこれまでに経験したことのない様々な課題を生じさせるといわれていますが、こうした変化の中でも、あらゆる世代・立場の人々にとって快適で暮らしやすい環境を整備するとともに、将来にわたって持続可能な行政サービスを展開していく必要があります。

今後、複雑化・多様化する行政課題に対し、区民と区が共に力を出し合い、連携・協力して地域全体の力で5つの基本目標(※)を着実に実現して、全ての区民にとって「心地よいまち」となるよう区政の推進に努めていきます。

(※)5つの目標
1 学び合い成長し合えるまち
2 人が集い活力あふれるまち
3 健康で自分らしく暮らせるまち
4 快適で暮らしやすい持続可能なまち
5 安全で安心して暮らせるまち

また、そのために、目黒区は将来を見据えた区政運営の再構築に向けて果敢に挑戦し、安定的に運営できる財政基盤を確立するとともに、限られた行政資源の中で効率的で将来にわたって持続可能な行財政運営を推進していきます。

※特別区職員ハンドブックより引用

求める人材

三つの職員像

高い倫理観と責任感を備え、自ら考え行動する職員

公正公平な職務を遂行するため、高い倫理観を有すると同時に、社会環境の変化が著しい中では、与えられた職責を自覚し創意工夫しながら最後までやり遂げる強い責任感、行動力が必要です。
また、自ら学ぶ姿勢を保持し、職務遂行能力を高めていくことが求められています。

区民ニーズを的確に捉える敏感な感性を持つ職員

区民の意見をよく聞き、思いを汲み取り、様々な場面を通じて区民ニーズを把握する努力を怠らず、その協力を得ながらニーズに沿った効果的効率的な施策の実施と丁寧で親切な応対をしていくことが職員の責務です。

経営感覚を備え、変革に果敢に取り組む職員

社会情勢が日々刻々と変化する今日においては、自治体経営の視点から時代の動きを敏感にキャッチし、従来の手法にとらわれることなく、すばやく、そして柔軟に対処することが求められています。
また、将来を見通した上で、大胆な変革にも勇気を持って取り組む力が必要です。

三つの意識

人権を尊重する意識

誰もが差別されることなく、人権が尊重された地域社会をつくることは自治体にとって重要な課題であり、区の基本構想に掲げる基本理念の1つでもあります。
全ての施策について、人権を尊重する意識を持って企画・立案・実施していく必要があります。

互いが協力し合う意識

困難度の高い様々な課題に取り組んでいくためには、個の力を高めていくことも重要ですが、職員同士が意思の疎通を十分に行い、互いが協力し合う意識を持ち、高いチーム力を発揮することが不可欠です。

危機管理意識

区民の生命・身体・財産等への被害や行政運営に対する支障を未然に回避・防止し、仮に発生した場合であっても被害等を最小限に抑えるための措置を機敏に講じることは職員に課せられた大きな責務です。
このため、危機管理意識を常に養い、いざというときの対応力を高めておくことが肝要になります。

面接カード内容

※年度によって変わる可能性がありますのでご注意ください
・職種
・氏名
・志望動機(目黒区は特別区人事委員会に提出した希望に入っていますか)
・区職員としてやりたい仕事、希望所属など
・他に公務員試験で合格済、合否発表待ちのところはありますか(有・無)
・チームで一つの物事に取り組んだ経験について教えてください。そこでのあなたの役割と、独自の考え方やアイディアでチームに貢献したことを具体的に書いてください。
・自動車運転免許の有無
・パソコンの利用
・英語検定など
・性格(長所、短所)
・ボランティア活動に参加した方はその内容
・趣味、特技、好きなスポーツ等
・最近関心を持ったこと(区政や都政、その他社会経済全般について)
・学歴(大学、専門学校など最終のものから順に3つまで記入してください。)
・職歴(新しいものから順に記入してください。アルバイト、自家営業等なども記入し、勤務態様に〇をしてください。)

最頻出質問と模範解答集

目黒区の区面接は、最終合格後に提出することになる面接カードの内容に沿う形で質問が行われます。
カードの内容が一人ひとり異なる以上、ベストな解答も人によって異なるはず。
そのため、「万人に当てはまる解答」は存在しません。

しかし、一方で「目黒区に内定した人がどんな解答をしたのか知りたい」「参考になるような見本が欲しい…」という受験生も少なくないでしょう。

そんな受験生の声に応えるため、最頻出の質問に絞ったうえで、内定者の解答を模範として示すことにしました
また、それだけでなく、解答にあたっての「ワンポイントアドバイス」を全ての質問について掲載
これを参考にすることで、あなたの面接力は圧倒的に高まるでしょう。

関連ニュース【随時更新】

特ゼミ厳選の目黒区に関するニュース(取組・政策)を随時更新しています。
論文や面接のネタとして使えるものを載せているので、ひと通り目を通しておきましょう。

※一定期間後に掲載元のリンクが切れる場合があるため、早めに内容を確認することをオススメします

AIチャットボット/LINE拡張プラットフォーム「KUZEN」導入

①目黒区は業務効率化と区民サービス向上のためにAIチャットボット「KUZEN」を本格導入しました。
②当初300のFAQで対応していたものが、現在は1,200まで拡大し、多くの区民に利用されています。
③アンケートでは80%以上の区民が継続利用を希望し、24時間365日対応や気軽な利用が評価されています。

PR TIMESより引用

地域デビュー支援事業

①目黒区においては、中高年齢層、特に男性の地域活動への参加が低く、地域との繋がりの希薄化が認知症リスクや孤独感を高めていると指摘されています
②そこで、地域活動への参加を促す機会の提供や意識啓発を目的とした事業に取り組んでいます。
③これにより、中高年齢層の地域との繋がりを強化し、健康な生活をサポートします。

地域保健福祉を推進する施策より引用

DX人材を大胆に募集

①目黒区は他の自治体と同様に、強烈にDX推進を図っています。
②令和3年には、情報政策を担うプロフェッショナル人材を一気に5名公募した事で注目を集めました。
③令和4年には、DXに3億円を超える予算が計上され、目黒区がDXへ取り組む強い姿勢が示されています。

PR TIMESより引用

※各区ごとの最新の取組・政策は下記の記事でご覧いただけます。

隣接区との比較は必須

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区面接では、目黒区以外のことも聞かれます。
特によく聞かれるのが「隣接区との比較」ですね。
地域特性が似通っている隣接区について、「ウチの区とどういうところが似ていると思いますか?」などの質問がよく聞かれます。

それ以外にも、「一番大きな違いはどんなところが挙げられますか?」など、しっかりと各区の比較を行っているかどうかを確認するような質問も見受けられます。
隣接区との比較ができていないと、志望度が低い受験生と判断され、区面接で落とされてしまいます。

最悪の場合、採用漏れにもなりかねません。
そのようなことにならないよう、隣接区との比較をきちんと行うことが大切です。
下記のリンクから、目黒区の隣接区についても情報収集を行っておきましょう。

品川区

大田区

世田谷区

渋谷区