練馬区の基本構想・区の課題・求める人材・面接カードの内容等についてまとめました。
特ゼミ厳選の関連ニュースは随時更新していきます。
区面接までに必ず確認しておきましょう!
(区ホームページ、特別区職員ハンドブック、合格者からの情報等を元に最新情報を掲載しています。)
基本情報
基本として覚えておくべき情報を掲載しています。
「全部覚えられない…」という人は、大まかな数値や順位だけでも覚えておきましょう。
順位は、23区中の順位を示しています。
各データの算出方法等については、表下の※をご確認ください。
●面積 | 48.08k㎡ | 5位 |
●世帯数 ※1 | 392,417世帯 | 3位 |
●人口 ※1 | 743,428人 | 2位 |
・うち高齢人口 ※1 | 163,245人 | 4位 |
・高齢人口率 ※1 | 22.0% | 7位 |
・うち外国人人口 ※1 | 23,922人 | 11位 |
・外国人人口率 ※1 | 3.2% | 21位 |
・昼間人口 ※2 | 543,483人 | 11位 |
・夜間人口 ※2 | 752,608人 | 2位 |
・昼夜間人口比率(倍率) ※3 | 0.72倍 | 23位 |
●予算 ※4 | 4,719億円 | 4位 |
●職員数 | 約4,370人 | 2位 |
※1 令和6年4月1日時点の数値です。
※2 令和2年(最新)の国勢調査の調査結果より引用しています。
※3 特別区協議会の算出方法に基づいて計算し、小数点第三位を四捨五入しています。
※4 令和6年度の当初予算です。一般会計と特別会計をすべて含めた全会計です。億より下の位は切り捨てています。
基本構想
1 区民主体、地域コミュニティ重視のまちづくり
練馬区は、区民の暮らしの基盤となる地域コミュニティを重視します。
区民は、地域に暮らす人とふれあい、地域の活動に参加するなどして、互いに信頼感をもってつながることによって、支えあい、心豊かに暮らすことができます。
こうした地域コミュニティをはぐくむのは、一人ひとりの区民です。区は、区民の自発性・主体性を尊重しながら、地域コミュニティづくりを支援していきます。
2 区民と区との協働のまちづくり
練馬区は、区民の区政への参加・参画を一層促します。
区民やさまざまな団体、事業者と区が、それぞれの持ち味を十分に発揮しながら、地域の多様な課題の解決に力を合わせて取り組み、より良い練馬のまちをともに築いていけるよう、協働の仕組みづくりを進めます。
3 持続可能な区政経営の実現
練馬区は、区民福祉の向上をめざし、さまざまな地域の資源を有効に活用しながら、区民の視点に立った質の高い行政サービスを効果的・効率的に提供します。
そして、その成果を検証して公表し、区民との情報の共有を図ります。
このような仕組みを構築することで、区政を取り巻く情勢の変動に柔軟かつ的確に対応するとともに、財政基盤を強固にしながら、持続可能な区政経営を実現します。
※練馬区HPより引用
主要課題・将来展望
平成30(2018)年6月に、目指す将来像を区民と共有し、区政をさらに前に進めるため、「暮らし」「都市」「区民参加と協働」の3つの分野からなる「グランドデザイン構想」を策定しました。
そこで示された将来像の実現に向け、区の新たな総合計画として、平成31(2019)年3月に第2次みどりの風吹くまちビジョンを策定しました。
「区民サービスの向上」、「区民協働による住民自治」、「区政改革の徹底」を基本理念に掲げ、時代を先取りした先駆的な政策の実現と参加から協働への区政を推進していき、誰もが誇りに思えるみどり豊かで美しいまちの実現を目指します。
第2次ビジョンに示された6つの施策の柱は以下のとおりです。
(1)子どもたちの笑顔輝くまち
多様化する子育てサービスのニーズに応える施策を展開することで、子育てのかたちを選択できる社会を実現します。
(2)高齢者が住みなれた地域で暮らせるまち
介護保険施設等の整備や医療と介護が連携した住宅療養ネットワークの構築に取り組むとともに、高齢者一人ひとりに合ったサービスを提供することで、住みなれた地域での暮らしを支えます。
(3)安心を支える福祉と医療のまち
誰もが安心して暮らせ、未来に希望をもって生活できるまちの実現を目指し、福祉・医療サービスを一層充実させます。
(4)安全・快適、みどりあふれるまち
安全で快適な、みどりあふれるまちの実現を目指し、区民と手を携えながら積極的に取り組んでいきます。
(5)いきいきと豊かに暮らせるまち
中小企業支援、商店街振興、都市農業、文化芸術、スポーツ振興など、区民が暮らしに潤いや幸せを感じる、魅力あふれるまちを目指して取組みを進めます。
(6)区民とともに区政を進める
区政を「参加と協働」から「参加から協働へ」と深化させ、練馬ならではの住民自治を創造していきます。
●他自治体との連携について
練馬区は、長野県上田市と友好都市提携を結んでいます。
昭和55(1980)年、区立少年自然の家を当時の武石村(現上田市)に開設したことを契機に交流が始まりました。
平成25(2013)年には、災害時における相互応援に関する協定を結び、令和元(2019)年10月の台風第19号で被害を受けた上田市に職員を派遣するなど連携を進めています。
今後も、上田城跡公園をはじめとした観光地や特産品など、上田市の魅力を練馬区民に紹介する取組みを通して、両区市のにぎわいと発展につながる交流を進めていきます。
※特別区職員ハンドブックより引用
求める人材
問題意識を持って仕事に取り組み、突破力で現状を変えていける地域行政のプロ
【職員倫理】
全体の奉仕者としての高い倫理観を常に持ち続ける
【区民との協働】
区民と区の協働を積極的に進め、地域をコーディネートしていく
【現場主義】
地域の現場に入り、話し合い、区民とともに考えていく
【区民目線】
区民感覚を肌で感じ取り、幅広い視野を持って仕事に取り組んでいく
区民サイドに立って、知恵を出し合う組織を作り上げていく
【縦割りの打破】
地域の課題に対し総合的に立ち向かい、行政の縦割りを打破していく
【チャレンジ精神】
「前例がないから」ではなく、「なんとかやってみる」というスピリットをもって果敢に挑戦していく
【プロ意識】
先進的な取組をけん引できるプロフェッショナルとして、専門知識や得意分野を身につけていく
※練馬区HPより引用
面接カード内容
・試験区分
・氏名
・あなたのセールスポイントを教えてください。 6行
・グループやチームで何かに取り組む際、あなたが気をつけるようにしていることを教えてください。 6行
・練馬区への志望理由を教えてください。 6行
・主な職歴(アルバイトを含む)※直近のものから記入
・区職員として活用できる資格
・今年度受験した特別区以外の公共団体等(予定含む)
最頻出質問と模範解答集
練馬区の区面接は、最終合格後に提出することになる面接カードの内容に沿う形で質問が行われます。
カードの内容が一人ひとり異なる以上、ベストな解答も人によって異なるはず。
そのため、「万人に当てはまる解答」は存在しません。
しかし、一方で「練馬区に内定した人がどんな解答をしたのか知りたい」「参考になるような見本が欲しい…」という受験生も少なくないでしょう。
そんな受験生の声に応えるため、最頻出の質問に絞ったうえで、内定者の解答を模範として示すことにしました。
また、それだけでなく、解答にあたっての「ワンポイントアドバイス」を全ての質問について掲載。
これを参考にすることで、あなたの面接力は圧倒的に高まるでしょう。
関連ニュース【随時更新】
特ゼミ厳選の練馬区に関するニュース(取組・政策)を随時更新しています。
論文や面接のネタとして使えるものを載せているので、ひと通り目を通しておきましょう。
※一定期間後に掲載元のリンクが切れる場合があるため、早めに内容を確認することをオススメします※
LINE保活支援サービス
①練馬区では、母子健康電子システムと母子手帳アプリを開発し、2022年から運用を開始しています。
②これにより、妊娠期から子育て期までの切れ目ないサポートが実現されています。
③また、LINEやAIチャットボットを活用し、保育施設の検索や質問への自動応答、保育に関する情報配信を行っており、保育園探しもスマートフォンで完結する仕組みを実現しました。LINE保活支援サービスより引用
都区共同で「練⾺区虐待対応拠点」を設置
①練馬区では、都児童相談所と区子ども家庭支援センターの専門職員が協力して対応が出来るよう、虐待対応拠点を設置しました。
②各都区で受付窓口が設置され、幅広い虐待通告が寄せられています。
③これらの通告を迅速かつ適切な支援につなげるために、都区共通のチェックリストを用いた初期対応の振り分けを行う新しい取組も始まっています。練馬区プレスリリースより引用
都市農業の振興
①練馬区は23区随一の農業都市であり、様々な政策により農業を振興しています。
②新鮮な農作物が購入できるマルシェや果樹ファームを整備し、農福連携や小学校での農業体験学習を充実させています。
③さらに、「農の風景公園」を整備し、種まきや収穫体験を通じて、区民が気軽に農業に触れる環境を提供しています。都市農業の振興と農地の保全より引用
「ねりマルシェ」の支援
①練馬産農産物を販売する「マルシェ」というイベントでは、練馬区の農業者自らが旬の商品を直接販売しています。
②消費者は生産者から直接買うことで安心感を得られ、食材についての情報も得られることが魅力です。
③練馬区は、農業者が実施する魅力的な「マルシェ」を「ねりマルシェ」として支援しており、地域の賑わいへの効果が期待されています。区内の農業者等が開催するマルシェより引用
全国初の住民税業務へのAI導入
①自治体業務へのAIの導入が進んでいますが、高度なスキルが必要な業務にはまだ浸透していません。
②そんな中練馬区では、住民税業務の効率化を目指し、ベテラン職員のノウハウを学習させたAIの実証実験を全国で初めて行いました。
③正確性と作業時間削減効果が確認されたため、令和4年からAIの本格運用を開始しています。練馬区プレスリリースより引用
※各区ごとの最新の取組・政策は下記の記事でご覧いただけます。
隣接区との比較は必須
区面接では、練馬区以外のことも聞かれます。
特によく聞かれるのが「隣接区との比較」ですね。
地域特性が似通っている隣接区について、「ウチの区とどういうところが似ていると思いますか?」などの質問がよく聞かれます。
それ以外にも、「一番大きな違いはどんなところが挙げられますか?」など、しっかりと各区の比較を行っているかどうかを確認するような質問も見受けられます。
隣接区との比較ができていないと、志望度が低い受験生と判断され、区面接で落とされてしまいます。
最悪の場合、採用漏れにもなりかねません。
そのようなことにならないよう、隣接区との比較をきちんと行うことが大切です。
下記のリンクから、練馬区の隣接区についても情報収集を行っておきましょう。