【中央区】区面接対策(2024年度受験者向け)

chuoku-kumensetsu 面接対策

中央区の基本構想・区の課題・求める人材・面接カードの内容等についてまとめました。
特ゼミ厳選の関連ニュースは随時更新していきます。
区面接までに必ず確認しておきましょう!

(区ホームページ、特別区職員ハンドブック、合格者からの情報等を元に最新情報を掲載しています。)

基本情報

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基本として覚えておくべき情報を掲載しています。
「全部覚えられない…」という人は、大まかな数値や順位だけでも覚えておきましょう。

順位は、23区中の順位を示しています。
各データの算出方法等については、表下の※をご確認ください。

●面積 10.12k㎡ 22位
●世帯数 ※1 103,635世帯 22位
●人口 ※1 181,845人 22位
・うち高齢人口 ※1 26,119人 22位
・高齢人口率 ※1 14.4% 23位
・うち外国人人口 ※1 11,137人 21位
・外国人人口率 ※1 6.1% 9位
・昼間人口 ※2 771,583人 5位
・夜間人口 ※2 169,179人 22位
・昼夜間人口比率(倍率) ※3 4.56倍 2位
●予算 ※4 1,615億円 22位
●職員数 約1,660人 22位

※1 令和6年4月1日時点の数値です。
※2 令和2年(最新)の国勢調査の調査結果より引用しています。
※3 特別区協議会の算出方法に基づいて計算し、小数点第三位を四捨五入しています。
※4 令和6年度の当初予算です。一般会計と特別会計をすべて含めた全会計です。億より下の位は切り捨てています。

基本構想

中央区の将来像

【輝く未来へ橋をかける-人が集まる粋なまち】

江戸以来の歴史に裏打ちされた伝統文化を育みながら輝く未来を創造し、住み・働き・集うすべての人々が、幸せを実感し誇りを持てる都心「中央区」をつくっていきます。

基本的な方向性

(1)「中央区スタイル」を確立し、世界に輝く東京を創造

情報や創薬、金融など新たな時代でも区の旺盛な社会経済活動の中心となるビジネスや事業を成長させるとともに、福祉・教育・まちづくりを含め、さまざまな分野で「中央区スタイル」を確立していきます。

交通インフラや宿泊施設の整備、先進的なスマートシティの実現など最先端都市モデルを構築していきます。
併せて、立地特性を最大限にいかしたプロモーションや全国自治体との連携等により、その魅力を世界に発信し新たな価値を創り出していきます。

(2)歴史と伝統を継承し、多彩な魅力があふれる美しいまちを形成

江戸以来の歴史と伝統を紡ぎ、常に新たな文化が創造されるまちを目指すとともに、都心の憩い空間として見直されつつある水辺を最大限に活用するなど、国内外から多くの来街者が集う魅力あふれるまちを創出していきます。

豊かな自然環境をつくり、地球にやさしく潤いと安らぎを感じられるまちづくりを実現していきます。

(3)誰もがあこがれ、住みたい・働きたい都心の実現

さまざまな違いを超えて相互に理解し合える地域社会の中で、健やかで安心できる多様な暮らしや働き方をサポートし、住む人・働く人ともに心から愛着を持ち、快適で暮らしやすい都心を築いていきます。

個人の多様なライフスタイルに応じて、子ども・高齢者・障害者など誰もが安心して暮らし参加できる社会を構築していきます。

(4)未来を切り拓く力を育む「創造の場」の構築

子どもたちの資質・能力、自らの可能性を最大限に発揮して学習の力を育むとともに、生涯学習やスポーツなどを通じて、すべての人々の自己実現を支え、未来を切り拓く力を培う機会と環境を構築していきます。

地域の多彩な個性が生み出す複層的なまちなみの魅力や本区のさまざまな文化・芸術を通じ、区民自らの生活を豊かに創造していきます。

(5)多様な絆が融合した「プロアクティブ・コミュニティ」の確立

地域福祉の構築や防災・防犯などのさまざまな課題に対し、町会・自治会をはじめ、企業やNPO、ボランティア団体などとも連携しながら、率先して解決する地域力をまちの発展の原動力としていきます。

※「プロアクティブ・コミュニティ」:自ら率先して地域における課題を解決し、快適な暮らしを実現していく社会

※中央区HPより引用

主要課題

今後20万都市となることが見込まれている中央区では、さらなる発展を目指して以下の重要課題に取り組んでいきます。

①築地の活気とにぎわいの継承・発展に向けたまちづくり

築地が育んできた活気とにぎわいを継承するとともに、豊かな水辺と浜離宮恩賜庭園からの緑の連続性を生かし、市場跡地を含めた築地地区全体が日本を代表する食文化と観光の拠点として一層発展し続けられるように、地域と連携してまちづくりに取り組んでいきます。

②にぎわいのある晴海地区の新しいまちづくり

新たなまちが形成される晴海地区では、今後約12,000人もの人口増加が見込まれることから、小中学校の建設や子育て支援施設の整備を進めています。

加えて、幅広い世代が共に暮らす地域コミュニティの醸成を図るため拠点となる施設の整備など、にぎわいのあるまちづくりの実現に向けて取り組んでいきます。

③国際都市東京の中心地としてのさらなる展開

観光・ビジネス両面から中央区を訪問・滞在する外国人が増加しており、外国人区民などへのサポートや民間事業者への支援を行うとともに、「国際教育」の推進や異文化交流の機会の拡大を図っていきます。

④首都高速道路地下化など都市基盤の整備

日本橋上空の首都高速道路地下化を契機として、日本橋川沿いエリア周辺の一体的なまちづくり、築地川アメニティ構想や東京高速道路を活用した銀座地区外周の緑のプロムナード化、都心・臨海地下鉄新線の整備などの新たな都市基盤整備を進めていくことにより、持続可能な環境都市、成熟都市中央区を国や都、地域と連携しながら実現していきます。

⑤自治体間連携の推進

中央区はこれまでも友好・交流都市との交流事業をはじめ、観光、防災対策などさまざまな分野で自治体間の連携事業を展開してきました。

今後も23区が一体として取り組む「特別区全国連携プロジェクト」の一員として全国自治体との連携を一層推進し、共存共栄を図っていくことで、活力あるまちづくりを進め、区民生活の向上につなげていきます。

※特別区職員ハンドブックより引用

将来展望

中央区では、20年後の将来像を描く基本構想のもとで、本区に住み、働き、集うすべての人々が幸せを享受し、輝く未来へ躍進していく社会をつくるとともに、江戸開府以来、日本の文化・商業・情報の中心として発展してきた、長い歴史と伝統を背景に、新たなまちの魅力を創造し活力ある中央区の発展を目指していきます。

この基本構想を具体化するため、今後10年間を見据えた具体的な施策や取組内容をまとめた「中央区基本計画2018」を平成30(2018)年2月に策定しました。

この計画では、基本構想に掲げた将来像の「輝く未来」と「粋なまち」を実現するために「新たな価値を創造する持続可能な発展型まちづくり」と「さまざまな人が集い、交流し、絆をつないでいく温もりのある豊かな地域社会づくり」という2つの戦略を掲げ、区の総力を挙げて、上記課題への対応はもとより各種施策を展開していきます。

※特別区職員ハンドブックより引用

求める人材

Catch! 行政ニーズをキャッチできる人

・時代の流れを先取りする感性を持ち、区民の方が今まさに必要としている行政ニーズを的確にキャッチできる人。

Challenge! 果敢にチャレンジできる人

・常に区民の方の目線に立って仕事に取り組み、柔軟な発想と大胆な行動力で失敗を恐れず積極果敢にチャレンジする人。

Chuo love! 中央区の発展に全力を尽くせる人

・中央区、中央区民を愛し、区民の方とともに区の発展に全力を尽くせる人。
・区民の方をはじめ、誰からも信頼される職員となるために頑張れる人。

面接カード内容

※年度によって変わる可能性がありますのでご注意ください
・長所
・短所
・特技
・区政、都政に関して最近関心を持ったこと
・休日の過ごし方
・クラブ(サークル)等チームでの活動経験における、あなたの役割、主体的に取組んだこと
・学生生活やアルバイト等において、自ら問題を発見し対処した経験
・卒業論文、卒業研究又は特に力を入れて勉強した事項(そのテーマと概要)
・就職後の進学等の予定、希望について(大学、大学院、各種専門学校、カルチャースクール等を含む)
・公務員を目指した理由、特別区職員になりたい理由、すすめてくれた人等
・本区を希望する理由
・本区について調べたこと(何を、どのような方法で)
・本区職員としてやってみたい仕事について
(受付窓口事務、内部管理事務、事業企画・運営事務、その他)
(企画、予算、広報、システム、総務、文書法規、人事福利、経理、税務、住民記録、戸籍、統計、地域振興、商工観光、文化・生涯学習、スポーツ振興、危機管理・防災、児童福祉、高齢者福祉、その他の福祉、国民年金、国民健康保険、介護保険、環境保全、リサイクル、土木、公園、まちづくり、建築、営繕、教育、出張所、保健所、図書館、学校事務、監査、選挙、議会、その他)
・希望理由(具体的に記入のこと)

最頻出質問と模範解答集

中央区の区面接は、最終合格後に提出することになる面接カードの内容に沿う形で質問が行われます。
カードの内容が一人ひとり異なる以上、ベストな解答も人によって異なるはず。
そのため、「万人に当てはまる解答」は存在しません。

しかし、一方で「中央区に内定した人がどんな解答をしたのか知りたい」「参考になるような見本が欲しい…」という受験生も少なくないでしょう。

そんな受験生の声に応えるため、最頻出の質問に絞ったうえで、内定者の解答を模範として示すことにしました
また、それだけでなく、解答にあたっての「ワンポイントアドバイス」を全ての質問について掲載
これを参考にすることで、あなたの面接力は圧倒的に高まるでしょう。

関連ニュース【随時更新】

特ゼミ厳選の中央区に関するニュース(取組・政策)を随時更新しています。
論文や面接のネタとして使えるものを載せているので、ひと通り目を通しておきましょう。

※一定期間後に掲載元のリンクが切れる場合があるため、早めに内容を確認することをオススメします

太陽光発電施設の整備

①館山市にある中央区の閉鎖施設を活用し、太陽光発電施設を整備。
②区外で発電した再生可能エネルギーを区施設で使うのは23区初。
③区役所本庁舎の約半分の電力量に相当する年間百万キロワット時の発電を見込む。

予算案プレス発表より引用

ベビーシッター利用支援事業

①一時的な保育が必要な保護者に対して、ベビーシッターなどの一時預かり保育の利用料を助成。
②コロナ禍により保育園などの利用を控える方の孤立や、産後うつなどの育児の困り事に対応するのが目的。
③令和5年度は補助要件を一部拡大するなど、当該事業に力を入れている。

ベビーシッター利用支援事業より引用

「中央区の森」事業

①地球温暖化対策事業として檜原村(東京都)の森林を活用した「中央区の森」事業を行っている。
②地球温暖化の防止や生物多様性の保全など、森林の多面的機能を学べる機会の提供や、森林保全活動に伴う搬出木材を有効活用するなどしている。
③森林を守り・育てるため、森林の保全活動をしている団体等に補助を行うなど、次世代につながる森づくりを積極的に支援している。

中央区の森より引用

妊娠から出産後までの一貫した支援体制

①中央区は東京23区内で若年層人口とその伸び率がトップクラスであり、子どもと子育て世帯が増加しています。
②令和5年度から、妊娠期から出産後までの支援を拡充し、タクシー利用券や出産祝品、食事券など様々な支援を提供しています。
③中央区の取組には、最も大変な時期に手厚いサポートで子育てを支える姿勢が示されています。

出産・育児支援より引用

中央エコアクト

①「中央エコアクト」は脱炭素化を推進するためのアプリ・専用WEBサイトで、エネルギー消費の見える化やポイント制度が導入され、自発的な省エネ活動を促しています。
②また「チーム・カーボン・ゼロ」を設立し、若い世代が脱炭素社会に向けた取組を実践・発信しています。
③中央区は住民や事業者の自発的なゼロ・カーボンに向けた取組を重視し、区内の建物のZEB化誘導制度構築にも取り組んでいます。

中央エコアクトより引用

築地川アメニティ整備構想

①東京オリンピック・パラリンピックや首都高大規模更新を契機に、銀座と築地をつなぐ新たなアメニティ空間の創出を目指す大規模プロジェクトが進行中です。
②中央区と首都高は密接な関係で、プロジェクトでは首都高都心環状線築地川区間の上部空間を活用することを検討しています。
③実現に向けて、首都高速道路株式会社や関係機関との綿密な検討調査を進めています。

築地川アメニティ整備構想より引用

※各区ごとの最新の取組・政策は下記の記事でご覧いただけます。

隣接区との比較は必須

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区面接では、中央区以外のことも聞かれます。
特によく聞かれるのが「隣接区との比較」ですね。
地域特性が似通っている隣接区について、「ウチの区とどういうところが似ていると思いますか?」などの質問がよく聞かれます。

それ以外にも、「一番大きな違いはどんなところが挙げられますか?」など、しっかりと各区の比較を行っているかどうかを確認するような質問も見受けられます。
隣接区との比較ができていないと、志望度が低い受験生と判断され、区面接で落とされてしまいます。

最悪の場合、採用漏れにもなりかねません。
そのようなことにならないよう、隣接区との比較をきちんと行うことが大切です。
下記のリンクから、中央区の隣接区についても情報収集を行っておきましょう。

千代田区

港区

台東区

墨田区

江東区