江東区の基本構想・区の課題・求める人材・面接カードの内容等についてまとめました。
特ゼミ厳選の関連ニュースは随時更新していきます。
区面接までに必ず確認しておきましょう!
(区ホームページ、特別区職員ハンドブック、合格者からの情報等を元に最新情報を掲載しています。)
基本情報
基本として覚えておくべき情報を掲載しています。
「全部覚えられない…」という人は、大まかな数値や順位だけでも覚えておきましょう。
順位は、23区中の順位を示しています。
各データの算出方法等については、表下の※をご確認ください。
●面積 | 40.16k㎡ | 6位 |
●世帯数 ※1 | 291,591世帯 | 8位 |
●人口 ※1 | 539,439人 | 8位 |
・うち高齢人口 ※1 | 112,653人 | 9位 |
・高齢人口率 ※1 | 20.9% | 11位 |
・うち外国人人口 ※1 | 37,629人 | 4位 |
・外国人人口率 ※1 | 6.4% | 7位 |
・昼間人口 ※2 | 663,805人 | 7位 |
・夜間人口 ※2 | 524,310人 | 8位 |
・昼夜間人口比率(倍率) ※3 | 1.27倍 | 10位 |
●予算 ※4 | 3,566億円 | 7位 |
●職員数 | 約2,640人 | 12位 |
※1 令和6年4月1日時点の数値です。
※2 令和2年(最新)の国勢調査の調査結果より引用しています。
※3 特別区協議会の算出方法に基づいて計算し、小数点第三位を四捨五入しています。
※4 令和6年度の当初予算です。一般会計と特別会計をすべて含めた全会計です。億より下の位は切り捨てています。
基本構想
1 次の世代が誇れる江東区をつくります
先人たちが築き上げた、江東区の良き伝統を継承・発展させ、次の世代が誇ることのできる江東区をつくります。
2 区民と区がともに責任を持って江東区をつくります
区民はまちづくりの主役であり、区民と区はともに責任を持って江東区をつくります。
3 区民が生き生きと暮らせる江東区をつくります
区民がお互いの人権を尊重し、区民一人一人が生き生きと暮らせる江東区をつくります。
※江東区HPより引用
主要課題
令和2(2020)年3月、令和2年度から令和11年度までの10か年の区の取り組みの方向性をまとめた羅針盤として、新たな長期計画を策定しました。
長期計画では、江東区のまちづくりに大きな影響を及ぼす政策的な課題として「重要課題」を設定したほか、重点的な取り組みとして7つの「重点プロジェクト」を掲げ、施策を横断的に連携させながら着実に取り組んでいきます。
また、東京オリンピック競技大会の開催について、ハード・ソフト両面にわたる開催の成果を一過性のもので終わらせるのではなく、区民の心に残るレガシーの継承に取り組んでいきます。
【重要課題】:地下鉄8号線の延伸
区の南北を結ぶ交通網の利便性を高め、江東区の新たなまちづくりを進めるために、「地下鉄8号線(有楽町線)の延伸」の早期実現を目指します。
【7つの重点プロジェクト】
重点1 水彩・環境都市づくり | 区の特色である水辺や緑を活かすとともに、環境施策を推進することで、持続可能な社会の構築を目指す。 |
重点2 未来を創るこどもを育むまちづくり | 妊娠・出産期から就学後における、子育てや教育などの多様なニーズに切れ目なく対応することで、こどもたちが健やかに成長できる社会の構築を目指す。 |
重点3 地域の活力を生み出すまちづくり | にぎわいと活気にあふれた地域コミュニティ、地域経済の発展を目指す。 |
重点4 高齢者など誰もが支えあう社会づくり | 人・地域がつながり、支えあいながら暮らすことができる環境を整備し、地域共生社会の実現を目指す。 |
重点5 防災都市江東戦略 | 首都直下地震や激甚化する風水害など、各種災害へのあらゆる事態を想定した防災体制の整備を図る。 |
重点6 オリンピック・パラリンピック レガシーの継承 |
東京2020オリンピック・パラリンピックの成果を江東区全体に波及させ、スポーツ等を通じて、誰もが健康で生き生きと暮らせる社会を目指す。 |
重点7 臨海部のまちづくり | 広大な水辺・緑やスポーツ・観光等を通じ、ベイエリアの魅力を最大限に活かしたまちづくりを推進する。 |
※特別区職員ハンドブックより引用
将来展望
【江東区の将来像】みんなでつくる伝統、未来 水彩都市・江東
江東区の人口は増加を続け、令和元(2019)年には約52万人の都市になるという著しい発展を遂げ、未来への限りない可能性を秘めたポテンシャルの高いまちとしての地位を築きあげてきました。
一方で、社会の変化は一層加速し、超高齢化やグローバル化、価値観の多様化や情報通信技術の発展、また、多発する地震や水害等の自然災害への対応など、未来を見据えた区の取り組みが一層重要となっています。
江東区は、安全をしっかりと確立した上で、区民の誰もが幸せや心のゆとりを感じる時間や場所がまちの至る所にあり、ともに支えあい、生き生きと暮らし、安心してそれぞれの可能性にチャレンジできるような、新たなまちづくりを進めていきます。
※特別区職員ハンドブックより引用
求める人材
「チーム江東」一丸となって区民の信頼に応え積極・果敢にチャレンジする実行力のある職員
(1)区民と同じ視線を持つ
・区民福祉の向上に眼を向け、区民と同じ視線で、区民ニーズを的確に捉える。
・職員が、意欲とスピード感と思いやりを持ち、区民の立場に立って、真摯に対応する。
・職員一人ひとりが、江東区の歴史・伝統・文化を学び、江東区という地域に愛着と誇りを持つ。
・区民との協働(パートナーシップ)により「江東区をつくる」という意識を持つ。
(2)常に問題意識を持ち、チャレンジする
・問題意識、改革意識を持ち、主体性を持って課題の発見、解決に取り組む。
・何事にも挑戦する心構え、行動力を持ち、困難な問題に対しても、粘り強い精神力を持って積極的にチャレンジする。
・慣習や前例に捉われることなく、必ずどこかを変えていこうという意識を持つ。
・柔軟な思考と、大胆な発想を大切にする。
・職員一人ひとりが、「江東区」の一員であることの自覚と責任を持ち、自己啓発に努めるとともに、「行政のプロ」という意識と自信を持って仕事をする。
(3)コスト意識を持ち、社会環境の変化に敏感に対応する
・コスト意識を持ち、最少の経費で最大の効果を上げるように努め、効果的、効率的な仕事の進め方を心がける。
・過去、現在の状況を把握するとともに、江東区の未来を見据えた情報収集を心掛け社会環境の変化に敏感に対応する。
(4)高い倫理観とバランス感覚を持つ
・全体の奉仕者としての使命と責務を自覚し、高い倫理観の下、常に法令を遵守し、社会の規範となる行動をとる。
・人権尊重の感覚を磨き、公平性、中立性を保つ。
・柔軟性と幅広い視野を持ち、職務遂行のための臨機応変な対応力を身に付ける。
面接カード内容
※年度によって変わる可能性がありますのでご注意ください※
採用調査カード
・住所
・最寄駅
・最寄駅までの交通手段
・就職後の住所
・併願状況(国家公務員、地方公務員、民間企業)
・現在の状況(在学中、アルバイト、正社員等)
・趣味、特技
・資格、免許
採用面接カード
・江東区について関心のあること
・その他最近関心をもったこと
・学生時代や職業経験において特に努力したこと(※取組みのなかでの困難な状況、取組みを通じて得たことなどを記入してください。)
・自己PR
・職員として採用されたらどのように仕事をしていきたいと思いますか。抱負を簡潔に述べてください。
・職歴(アルバイトは除く)
最頻出質問と模範解答集
江東区の区面接は、最終合格後に提出することになる面接カードの内容に沿う形で質問が行われます。
カードの内容が一人ひとり異なる以上、ベストな解答も人によって異なるはず。
そのため、「万人に当てはまる解答」は存在しません。
しかし、一方で「江東区に内定した人がどんな解答をしたのか知りたい」「参考になるような見本が欲しい…」という受験生も少なくないでしょう。
そんな受験生の声に応えるため、最頻出の質問に絞ったうえで、内定者の解答を模範として示すことにしました。
また、それだけでなく、解答にあたっての「ワンポイントアドバイス」を全ての質問について掲載。
これを参考にすることで、あなたの面接力は圧倒的に高まるでしょう。
関連ニュース【随時更新】
特ゼミ厳選の江東区に関するニュース(取組・政策)を随時更新しています。
論文や面接のネタとして使えるものを載せているので、ひと通り目を通しておきましょう。
※一定期間後に掲載元のリンクが切れる場合があるため、早めに内容を確認することをオススメします※
こんにちは赤ちゃんLINE
①江東区は子育て情報をLINEで配信する「こんにちは赤ちゃんLINE」を提供しています。
②妊娠週数や子どもの成長に合わせた情報や、区の子育て支援情報が提供されます。
③区公式LINEを友だちに追加し、出産予定日などを登録することで気軽に利用できます。こんにちは赤ちゃんLINEより引用
防災カタログギフト
①江東区は、防災グッズをそろえたカタログギフトを区内全世帯に配布しています。
②このカタログギフトでは、30種類以上の防災グッズから、各世帯で不足しているものを自由に選択できる仕組みとなっています。
③各世帯が「自由に選択できる」スタイルは特別区において初の試みです。防災情報江東区より引用
江東区環境検定
①江東区は環境問題への意識が強いという特徴を持ち、中学生を対象に環境検定をオンラインで実施しています。
②この検定は、環境に関する基本知識を持つことで、より高い環境意識を持ってもらうことを目的としています。
③23区で初の試みであり、非常に有名な取組です。江東区環境検定より引用
※各区ごとの最新の取組・政策は下記の記事でご覧いただけます。
隣接区との比較は必須
区面接では、江東区以外のことも聞かれます。
特によく聞かれるのが「隣接区との比較」ですね。
地域特性が似通っている隣接区について、「ウチの区とどういうところが似ていると思いますか?」などの質問がよく聞かれます。
それ以外にも、「一番大きな違いはどんなところが挙げられますか?」など、しっかりと各区の比較を行っているかどうかを確認するような質問も見受けられます。
隣接区との比較ができていないと、志望度が低い受験生と判断され、区面接で落とされてしまいます。
最悪の場合、採用漏れにもなりかねません。
そのようなことにならないよう、隣接区との比較をきちんと行うことが大切です。
下記のリンクから、江東区の隣接区についても情報収集を行っておきましょう。